ラッコ

腹の上で貝を割るしぐさで有名のラッコは気に行った石をずっと使います。これは何故なんでしょうか。

霊長類を除いては哺乳動物で唯一、道具を使う珍しい動物で、貝を手に持ってお腹の上に置いた石を叩き台にして貝を割ります。
その石は使わない時は脇の下にある皮膚のたるみをポケットの代わりにして、そこに入れます。そして、貝を割る時は脇の下のポケットからその石を取り出します。
アシカやアザラシ、クジラなど海生哺乳類は分厚い皮下脂肪があることにより、海中で体温を奪われることを防いでいますが、ラッコには分厚い皮下脂肪がほとんどありません。その代わりに体毛密度で保温力を上げて冷たい海でも過ごせるようになっています。
ラッコは一つの毛穴に70~80本もの毛が生えており、その毛の密度は1c㎡で10万本もの毛が生えています。体全体では約8億本もの体毛で覆われているとされています。